プログラミング

プログラミングスクールの闇。カモにされないために知っておくべき事

「プログラミングを勉強すれば、macbookを持ってリビングやカフェで仕事をしながら自由に生活できる!」

そんな思いを胸にプログラミングスクール選びに迷っている人は多いかと思います。

無理ではありません。。正しく努力すれば必ずその夢は叶います。

現にそうやって、リビングやカフェで働いている人がこの世にはゴマンといますからね。

しかしプログラミングスクール選びに失敗して闇の深いプログラミングスクールを選んでしまうと、大きな後悔しか残らないかもしれません。

今回は、闇の深いプログラミングスクールにカモにされないために知っておくべき事を解説していきます。

この記事を書いている僕は、2010年に新卒でプログラマとして就職。転職を1回経験し現在も現役プログラマとして日々コードを書いています。

C言語、C++、Java、HTML5/CSS3、JavaScript、PHPなど様々な言語を経験しています。

またプログラミングスクールの業界に友人がいるため、そっちの事情にも詳しいです。

プログラミングスクールの種類は2つ

プログラミングスクールの闇について解説する前に、軽くプログラミングスクールの種類から説明させてください。

どちらか一方がダメというわけではないですが、後々の説明で必要な知識となってきますのでお見知り置きください。

プログラミングスクールには大きく分けて2つの種類が存在します。

  • 受講料を取る【有料のタイプ】
  • 卒業生の人材紹介から報酬を得る【無料のタイプ】

有料スクールの場合は生徒から受講料をとる事で利益になります。

有料の場合は安くても10万、高いところだと100万近く支払わなければならないところがあります。

無料スクールの場合は転職・就職が前提となっており、卒業生が転職・就職に成功すると、転職・就職先の企業から報酬を得ています。

もっと詳しく有料・無料の仕組みを知りたい方は以下の記事を参考にしてください▼

プログラミングスクールが無料の理由を解説!正しく理解して使いましょうプログラミングスクールって山ほどありますよね。中には2ヶ月で60万近く支払う必要があるスクールもあります。 そんな中、完全無料のス...

 

闇の深いプログラミングスクールの特徴:注意すべき点

では闇の深いプログラミングスクールの特徴を解説していきます。

とにかく絶対に注意してほしい内容は以下3つ。

  1. 就職先が1社しかない
  2. スーツ着用が必須
  3. 未経験からフリーランスになれると豪語している

1つでも当てはまるスクールは絶対に避けた方がいいです。

それぞれ詳しく解説していきます。

就職先が1社しかない

無料のプログラミングスクールには転職先が一つしかない場合があります。

このケースの場合、実質はブラック企業の研修に等しいです。

1社しかない就職先は、ほぼ確実にスクールを運営している会社です。

要するに無給で社内の研修をやらされているわけです。

本来研修とは給料が出るものです。しかもスキルの低い人材は内定を出さなければいいだけの話ですから、非常に悪徳な経費削減ですね。

  • 主に無料のスクールに多いので注意しましょう。

スーツ着用が必須

これに関しては、もはや意味がわからないですね。

なぜ社員でもないのにスーツを着用してスクールに通わなければならないのでしょう。

「就職先が1社しかない」件と同様に社内研修としか思えないですし、社風を強制されているようなブラック臭がムンムンしてきます。

  • 主に無料のスクールに多いので注意しましょう。

未経験からフリーランスになれると豪語している

断言しますが、ほとんどの人は未経験からフリーランスは無理です。

実際達成している人もいるので一概には言えないですが、少なくとも未経験からフリーランスを達成した人はムチャクチャ努力しています。

しかも最初は良くて月収5万くらいが相場。さすがに5万で食べていくのは今の日本では無理ですよね。

フリーランスは企業から仕事を受注して報酬を貰います。

ちょっと企業側になって考えてみて欲しんですが、実績0の未経験者に高額な報酬を支払いたいと思いますか?

僕は絶対に嫌です。

少なくともその人が作ったWEBページやシステムなど、目で見える実績を確認します。

「どうしても未経験からフリーランスになりたい!」と言う人は、未経験でも実績が作れる方法を以下の記事で紹介していますので参考にしてください▼

LP(ランディングページ)の作り方を覚える具体的な方法【超初心者向け】 プログラミングで副業をしたい LP(ランディングページ)の作り方を知りたい LP(ランディングページ)って稼げる...
  • 主に有料のスクールに多いので注意しましょう。

ぶっちゃけ無料スクールで十分です

絶対に避けるべ闇の深いスクールの特徴を紹介したところで、次は僕がオススメするスクールの特徴を紹介します。

先に結論ですが、ぶっちゃけプログラミングで稼げるようになりたいなら、無料スクールで十分です。

「無料スクールはブラック企業に入れられる」とか「SESはやめとけ」とか色々な意見がありますが、僕はこれらの意見に否定的です。

以下よりお勧めするスクールの特徴と、無料プログラミングスクールで十分な理由を解説していきます。

転職エージェントが運営している

プログラミングで稼げるようになりたいのなら、まずは企業に就職すべきです。

フリーランスを目指している場合も同じ。少なくとも3年くらいは企業で経験を積むのがフリーランスへの一番の近道だと思います。

そのため就職の成功を見越し、転職エージェントが運営している無料のプログラミングスクールがおすすめです。

転職エージェントとは、求職者と企業の間に立って転職を支援する、いわば転職のプロです。

本気で転職を考えている場合、転職エージェントを利用するメリットはかなり大きいです。

転職エージェントのメリットについて詳しく知りたい人は以下の記事を参考にしてください▼

【実体験】本気なら絶対に転職エージェントを使うべき話 そもそも転職エージェントって何? 転職エージェントと転職サイトって何が違うの? 転職エージェントのメリットとデメ...

自分の満足のいく企業に就職し、プログラミングのスキルを磨くべきだと思います。

本当に必要なスキルは実務で身につける

そもそも無料だろうが有料だろうがスクールは所詮スクールです。

稼ぐために本当に必要なスキルは実務─、つまり就職先の企業で身につきます。

フリーランスの案件受注も同じことが言えますが、受注できなければ八方塞がりになってしまいます。

プログラミングには正解がありません。

実際の現場で実際に動いているソースコードを見れば、驚くほどの応用力を目にすると思います。

応用力は経験なくして身につくことはできないです。

選べる言語は一つでも大丈夫

「選べる言語が一つだとヤバイ」と言う意見がありましたが、これは一つでも大丈夫です。

というか、最初から何個も学ぼうとしている方がヤバいです。

プログラミングはそんなに甘いものじゃありません。何個も一気に取得しようとしたら、一つも取得できないですよ。

逆を言えば、プログラミング言語というものは基本はどれも同じなので、一つ覚えれば次の言語も非常に理解しやすいです。

とは言え「教えられる言語が1つしかない」というのは、講師やスクールのレベルを少々疑ってしまいますね。

なので、2〜3個ほどから選べるくらいなら問題ないかと思います。

おすすめはJavaかWeb系

いくら言語が選べるからといって、需要の低い言語を学んでも稼げるようになはれません。

言語には必ず需要の高い低いがあります。中にはラテン語の如く既に使われてない言語もあります。

そこで個人的におすすめなのがJavaかWeb系です。

Javaの場合

とにかく需要が高いです。求人票には必ず「必須スキル」という項目があり、プログラマの求人の場合ほぼ確実に言語が指定されています。

その中でもJavaが圧倒的な需要な高さを誇っています。

つまりJavaが最も就職しやすい言語というわけです。

Web系の場合

こちらも需要が高まってきているのと、フリーランスで最も働きやすいスキルです。

そして何よりWeb系は学びやすいのが特徴です。

ちなみにWeb系とはHTML、CSS、JavaScript、jQuery、Bootstrapあたりのスキルです。厳密にはHTMLやCSSはプログラミング言語とは違うんですが、この際細かいことは気にしないようにします。

フリーランスで働きやすい理由は、一人でもできる案件が多いからです。LP(ランディングページ)の製作なんかは最もわかりやすい例ですね。

学びやすい理由は何より簡単である点と、コーディングした結果がすぐに目で見れる点です。

これらの理由についてもっと詳しく知りたい人は以下の記事を参考にしてください▼

LP(ランディングページ)の作り方を覚える具体的な方法【超初心者向け】 プログラミングで副業をしたい LP(ランディングページ)の作り方を知りたい LP(ランディングページ)って稼げる...

SESは悪くないです

無料プログラミングスクールの意見で一番よく目にするのが、

  • 「SESの企業に入れらる」
  • 「SESの企業だけはやめとけ」

ですが、SESは悪くないです。

そもそもSESって?

SESとはシステムエンジニアリングサービスの略で、ソフトウェアやシステムの開発や保守・運用の委託契約のことです。

要するに技術者を提供するサービス─、派遣みたいなものです。(厳密には派遣と少し違いますが)

SESの多くは自社オフィスではなく、客先に常駐することになります。

SESでもスキルアップはできます。

「SESはドキュメントの整理くらいしか仕事がもらえないので、コーデイングができなく成長することができない。」

なんて意見も目にしましたが、全くそんなことはなく、設計・実装・試験まであらゆる工程に触れることができます。

基本的に契約が終了すると次の案件に移動するため、多くのソフトウェアやシステムに触れることができ、むしろ多くの経験を積むことができます。

多分「成長できない」といっている人はよっぽどブラックな企業に就職してしまったか、コーディングが任せられないほどヒューマンスキルが低かったのでしょう。

必要なのはヒューマンスキル

「初心者だとスキルが低くてコーディングを任せてもらえないんじゃないか?」という不安もあるかと思います。

しかしコーディング─、つまり仕事を任せられるかの判断材料はコーディングのスキルではなくヒューマンスキルです。

要するに仕事を任せられるかの判断材料はコミュニケーション能力の高さですね。

とは言え難しいことは何もなく「報連相」ができていれば問題ないです。

「報連相」とはいうまでもなく、

  • 報告
  • 連絡
  • 相談

ですね。

ちゃんとした現場なら、その人のスキルレベルにあった仕事をちゃんと配当してくれます。

ただし「報連相」ができていないと判断されたのなら、誰でもできる雑用レベルの仕事しかふられませんし、すぐに契約も終了するでしょう。

例えば分からないことを《相談》することなく突き進まれたり、ミスを《報告》してくれないような人に仕事を振ると、あとで絶対に周りが苦労するので仕事は降りてこないです。

つまり真面目で誠実に働いていれば必ずスキルアップできる仕事は貰えますよ。

僕もSESで働いてました。

実例としてあげておきますが僕も実際に7年ほどSESで働いていました。

SESで働いていた7年の間に多くのシステムに関わることができましたし、人脈も増えました。

知り合った人の中には、いまだに一緒にスポーツをしたり食事会などをするほど仲の良い人物が多くいます。

有料スクールだからといって、良い企業に行けるわけではない

「有料スクールの方が、自社開発をしている会社に入社しやすい」という意見も見ましたが、実際はそんなこともないはずです。

実際どの有料プログラミングスクールの公式ページにも、「卒業生の何%は自社開発の会社に入社しました」といったような数字で証明しているスクールありません。

例えばある有料スクールの公式ページには以下のような宣伝文句がありました。

上場企業から急成長のベンチャー企業への就職

これを読むと一瞬、「上場企業にも入社できるんだ!」と思いますが、《上場企業から急成長のベンチャー企業》て振り幅広すぎませんか?

そもそも《上場企業》は正式なステータスとして判断できますが、《急成長のベンチャー企業》っていったもん勝ちです。

 

また他の有料スクールの公式ページには以下のような宣伝文句がありました。

転職者の多くがWEB系に成功!

《多く》って何%ですか?って話です。

転職成功者の数字は大体的に表示しているのにもかかわらず、ここは濁してますよね。

要するに確たる証拠は何もないんです。

まとめ

プログラミングスクール選びに迷っている人の多くは、プログラミングで稼ぎたいと思っているはずです。

今回紹介した「闇の深いプログラミングスクール」をさけ、ぜひ自分に有益なプログラミングスクールを選び出してください。

大切なのは主体的に学ぶこと

最後に何よりも大切なことを一つ。

それはスクールに通ったのなら主体的に学ぶことです。

有料だろうが無料だろうが「プログラミングスクールに通えば、プログラミングが出来るようになる!」というわけではありません。

多分そう思っている人は途中で挫折します。

どんなに良い講師がいても学ぶのは自分だということを忘れないでください。

今回は以上です。