10倍売れる文章の作り方1|「人の行動を促す」文章テクニック【ゴールデンサークル理論】

文章で人の行動を促そう!

例えばブログで商品の紹介記事を書いている場合、目的は商品を購入してもらうことですよね。

でも文章によって、読んでいる人の行動を促さない限り、絶対に商品は売れません。

もし記事を書いても商品が売れないのなら、あなたのライティング術は間違っているかもしれません。

そこで今回は、

文章によって「人の行動を促す」文章テクニック

をご紹介します

具体的には【ゴールデンサークル理論】という理論を用いることで、文章でも人の行動を促すことができます。

この記事を読み終わる頃には、

商品の購入してもらうライティング術が格段にアップしています。

ぜひぜひ最後までご覧ください。

ゴールデンサークル理論とは

字幕付きで視聴できます。

ゴールデンサークル理論とはマーケティングコンサルタントのサイモン・シネック氏が2009年に『TED Talks』で『優れたリーダーはどうやって行動を促すのか』というプレゼンの中で提唱した理論です。

 

サイモン・シネック氏によると、スティーブ・ジョブズやマーティン・ルーサー・キング牧師など、優れたリーダーは一般の人とは、真逆の伝え方をしていると言います。

その順番を表したのが、

  • Why「なぜ」:目的・理由・信念
  • How「どうやって」:商品・サービス・方法の説明
  • What「何を」:具体的な方法・サービス名

のゴールデンサークルです。

ゴールデンサークルの図

 

サイモン・シネック氏はプレゼンの中で、

【人は「何を(What)」ではなく、「なぜ(Why)」に動かされる】

と語っています。

 

実際僕も驚きましたが、「なぜ(Why)」から伝えることで受ける印象が全然違います。しかし多くの人は「何を(What)」から初めてしまうんです。

それでは次に「なぜ(Why)」に人が動かされる具体的な例を見ていきましょう。

スティーブ・ジョブズに人々が熱狂した理由

多くの企業の場合、ゴールデンサークルの外側から説明し、中心の「なぜ(Why)」を伝えていないのがほとんどだそうです。

 

「なぜ(Why)」に心が突き動かされた具体的な例を知るなら、スティーブ・ジョブズで知られるAppleが最もわかりやすいので、Appleの世界的ヒット商品、iPodというMP3プレイヤーを例にしてゴールデンサークルを考えてみましょう。

多くの企業の場合

What:何を 我々はMP3プレイヤーという商品を作りました。
How:どうやって 10,000曲ダウンロードでき、ポケットに入るサイズなので持ち運びも簡単です。
Why:なぜ

MP3プレイヤーがどんな商品だということはわかりますが、魅力は今ひとつかなと思います。

Appleの場合

Why:なぜ 私たちは常に世界を変えられると信じ、努力を続けています。その度量区の結果、
How:どうやって 10,000曲ダウンロードでき、ポケットに入るサイズの商品が出来上がりました。
What:何を それが、iPodです。

いかがですか?

伝え方の順番を入れ替えただけで、内容は全く一緒ですが、先ほどの伝え方と比べると圧倒的にAppleの方が魅力的ですよね。

なぜゴールデンサークルは人の行動を促すのか

サイモン・シネック氏は動画の中で、ゴールデンサークル理論が人々の行動を促す理由について、「全て生物学の原理に基づいており、ゴールデンサークルは脳の構造に対応している」と解説しています。

脳の断面図とゴールデンサークル

脳のと外側は、「What:何を」に対応しており、理性的な(人間的な)感情を司ります。

 

脳の中心に進むと、「Why:なぜ」「How:どうやって」に対応しており、直感的な(動物的な)感情を司っており、人が行動する意思決定は全てここで行われています。

 

つまり脳の中心にある直感的な感情へ先に語りかけることで、まずは行動する意思決定をしてもらうのです。

行動する意思決定さえしてしまえば、行動すべき理由は後からいくらでも着けすことができますよね。

これが、ゴールデンサークル理論が人の行動を促す理由です。

次からは実際にゴールデンサークル理論を利用し、ブログのライティング術に生かしてみましょう。

ゴールデンサークルをライティングに活かしてみる

上記の例は、マーケティングにおけるプレゼンですが、ブログなどのライティング術にもゴールデンサークルは非常に有効です。

ここでは、具体的に例文を作ってゴールデンサークルをライティング術に生かしてみましょう。

例文1:

なぜ今プログラミングが必要なのか?

新型コロナウイルスの影響によって倒産した企業が、2020年11月に700件を超え、今後も倒産数は増えていく見込みです。

しかしdoda調べによると、IT系の企業は11月の有効求人倍率が4.0倍以上と、転職しやすい状況が続いているため、万が一に備えプログラミングを学んでおくべきです。

どうやってプログラミングを学べば良いか?

プログラミングを学ぶには、「独学」と「スクール」の2種類がありますが、圧倒的にお勧めなのが「スクール」です。

なぜなら、「独学」でプログラミングを始めた場合、90%の人は挫折してプログラミングをやめてしまうからです。

具体的には何から始めればいいのか?

まずはプログラミングスクールの無料体験から試してみてください。数件、プログラミングスクールの無料体験を試し、自分にあったプログラミングスクールを探しましょう。

例文2:

なぜブログを継続しているのか

諦めずにブログを続けることによって、いずれ成功すると信じています。

どうやって続けているのか

そのためにまずは100記事を目指し、毎日更新をしています。

その結果どうなったのか

その結果、今では月に5万円ほどブログから収益を得れるようになりました。

例文3:

なぜ動画配信サービスがお勧めなのか?

わざわざレンタルショップにDVDを借りにいくのって面倒じゃないですか?

そもそも海外ドラマの場合、ディスクを入れ替えるのもめんどくさかったりしますよね。

動画配信サービスなら、スマホでもテレビでもリモコン操作1つで大量の映画やドラマ・アニメなどが見放題なんです。

家から出る必要もないし、ディスクの入れ替えをする必要もないので、ソファに座っているだけで海外ドラマの全話が見れちゃいます。

どうやって動画配信サービスを選べば良いか?

動画配信サービスにも様々な種類がありますが、その中でもお勧めなのが「U-NEXT」です。

「U-NEXT」は220,000作品以上の動画が配信されており、国内最多の配信数を誇ります。

さらに登録するだけで、600円分のポイントをもらうことができ、もらったポイントは最新作のレンタルや映画チケットの割引などに利用できます。

具体的には何をすればいいのか?

まずはこちらの無料トライアル期間へお申し込みください。登録は1分ほどで完了するのでとっても簡単。

31日間も期間があって、期間中に解約すれば月額料金を請求されることは一切ありません。

とりあえず例文を考えてみよう!

ゴールデンサークル理論を使ってライティングをすると、人の行動を促しやすいことがおわかりいただけたかなと思います。

ただしインプットしただけだと、すぐに忘れちゃうんですよね。

というわけで、自分のブログのジャンルに合わせ、メモ帳にでも数件例文を作ってみてください。

頭で考えるだけではダメです。考えるだけでは、やっぱりすぐに忘れます。

タイピングで良いので、実際に書いてみること重要なので、ぜひ手を動かしてみてください。

まとめ

というわけで、「読まれる文章の作り方」として、行動を促す文章テクニック【ゴールデンサークル理論】をご紹介いたしました。

お気づきの方もいるかと思いますが、今回の記事は【ゴールデンサークル理論】に基づいて構成しています。

もし、メモ帳を開く気になったのなら【ゴールデンサークル理論】の威力が体現できたはず。

ぜひぜひ自分のライティング術として鍛えてみてください。

 

 

以下の文章テクニックもお試しください!

10倍売れる文章の作り方2|「相手に伝わる」文章テクニック【PREP法】

 

今回は以下のKindle本を参考にさせていただいております。

ブログ初心者やWebライターに目指す人にはとってもお勧めなので、ぜひご覧ください!

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