【実機レビュー】Insta360 ONE X2の評判は?機能と編集方法をご紹介|このアクションカメラのオススメすぎます!

初めまして!プロラボと申します。

今回は最近アクションカメラ界で爆速的に流行り出している「Insta360ONEX2」を購入したので、ご紹介していきます。

購入のきっかけはSNSで使ってる人を見かけ、スケートボードとスノーボードが趣味だったため。加えて6歳と4歳の子供たちがスケボーとスノボーを始めたこともあり、「余すことなく子供たちを撮影したい」という思いを解決するためにポチりました。

ぶっちゃけこれまでGoProをメインで使っていたのですが、メインがInsta360に代わってしまいました!まじでスノボーやスケボーをする人にはおすすめです。

Insta360 ONE X2の特徴

「Insta360 ONE X2」は2020年10月に発売された360度を撮影できるアクションカメラです。

360度カメラとは文字通り全方位を撮影できるアクションカメラで、画角を気にすることなく動画を撮影することができます。

そのため「撮影した動画をチェックしたら被写体がフレームアウトしていた(写っていなかった)」といったトラブルを起こすことがありません。

360度撮影しているので、編集によって好きな画角で動画を取り出すことができます。つまり子供のスノーボードを追い撮りしながら、自撮りの動画を残すことが可能なんです。

それでは「Insta360 ONE X2」の魅力ある特徴をご紹介していきます。

  • 5.7K 360度撮影
  • 最強の手ブレ補正機能
  • 見えない自撮り棒
  • ディープトラック
  • 10メートル防水

5.7K 360度撮影

「insta360 ONE X2」は5.7Kの超高画質で360度の撮影が可能です。

画質は5.7K、4K、3Kから選ぶことができそれぞれのフレームレートは以下の通り。

  • 5.7K|30fps、25fps、24fps
  • 4K|50fps、30fps
  • 3K|100fps

フレームレートの数値が高いほど滑らかな映像が撮影できるので、スノーボードやスケートボードを撮影したい場合は、4K50fpsもしくは3K100fpsで撮影するのがおすすめです。

現時点のGoPro最新作「GoPro Hero10」が5.3K60fpsもしくは4K120fpsなのでフレームレートで比べるとGoProには若干劣る感じでしょうか。

ただ「スーパースローな映像を編集したい」みたいな目的がない限り、50fpsでも十分滑らかな映像が撮影できます。

30fpsから50fpsの違いは肉眼でもはっきりとわかるので、スポーツを撮影するならすくなくとも4K50fpsで撮影するようにしましょう。

最強の手ブレ補正機能

「insta360 ONE X2」には非常に高性能な手ブレ補正機能が搭載されています。

手ブレ補正については実際の動画を見てもらった方がわかりやすいので、以下の動画を再生してみてください(手ブレ補正が紹介されている箇所まで自動で飛びます。)

いかがでしょうか。後ほど感想の章でも解説しますが、この手ブレ補正はまじですごいです。

見えない自撮り棒

「insta360 ONE X2」は基本的に自撮り棒に装着して撮影するのですが、この自撮り棒がなんと消えるんです。

こちらも実際の映像を見てもらった方がわかりやすいので、以下の動画をチェックしてみてください。

綺麗さっぱり自撮り棒が消えていますよね。これは「insta360 ONE X2」が自動的に消してくれるので特に設定が必要だったり、コツが必要なんてことも一切ありません。

まるで超高性能のドローンが自分を撮影してくれているかのような映像ですよね。

ディープトラック

「insta360 ONE X2」は撮影した動画の編集も簡単です。編集画面で中心にしたい被写体を指でマークするだけで、全自動で被写体が中心になった動画を作成してくれます。

こちらも実際の動画をチェックしてみましょう。

この機能によって、画角を気にせず「insta360 ONE X2」を被写体に向けておくだけでプロのカメラマン顔負けの正確な映像を撮影することができます。

10メートル防水

「insta360 ONE X2」は10メートルまでの防水に対応。そのためスノーボードはもちろん、しっかりと沈まない対策をすればサーフィンにだって使うことができます。

サーフボードのノーズ(先端)に「insta360 ONE X2」を設置すれば自分が波乗りしている動画と同時に主観映像のような動画も撮影することができますね。

Insta360 ONE X2の編集方法

360度カメラと言われても、どんな映像が撮れるのか。どうやって編集したよいのか。よくわからないですよね。

というわけで「insta360 ONE X2」の編集方法も解説しておきます。

といっても「insta360 ONE X2」の編集はビックリするくらい簡単です。専用のアプリが驚くほど高性能で、アプリをスマートフォンにインストールしておけば、誰でも好きな動画を切り抜くことができます。

「切り抜く」という表現をしましたが、「insta360 ONE X2」は360度全方位を撮影するカメラなので、「何かを撮影する」というよりも「その空間を映像に残す」という感覚に近いです。

つまり映像に残した空間を、従来通りの平面の動画に切り抜くことができるんですね。

詳しい編集方法は僕が文章で解説するよりも、公式が出している動画をチェックしたほうが早いので、そちらの動画を貼っておきます。

アプリとスマホの連携も簡単で、2〜3分あれば接続が完了し、撮影した映像をスマホの画面でチェックすることができます。

スノーボードのお昼タイムに、僕のInsta360を友人のiPhoneに連携し、その場で動画編集するなんてこともできちゃいました。

しかもすごいのが、このアプリ無料なんです。

PC版も用意されていて、WindowsにもMacにも対応しています。ただしかなり凝った編集をしたい以外(SNSに投稿するなど)なら、スマホのアプリだけで十分かと思います。

Insta360 ONE X2を使ってみた感想

それでは僕が実際に使ってみた感想を紹介していきましょう。

僕が主に感じた点は以下の通り。

  • 取りこぼし無しの最強アクションカム
  • 手ブレ補正凄すぎ
  • ディープトラックが便利すぎ
  • バッテリーが長持ち
  • 追い撮りは意識したほうがGOOD
  • レンズフレアが多少気になる
  • レンズに傷がつきやすいので注意

それでは順番に解説していきましょう。

取りこぼし無しの最強アクションカム

さきほど「空間を映像に残す」と表現しましたが、まさにその通りで360度上下関係なく取りこぼしが全くありません。

使ってみて実感しましたが、この便利さは革命的でした。

例えばスケボーで子供たちのクルージングを撮影していたとき、僕を中心に二人の位置が前後に分かれてしまったのですが、二人ともバッチリと撮影できていました。

さらにスノーボードで長女を追い撮りしていた時、僕も滑りながら軽いトリックをしていたのですが、まるで自撮り撮影をしていたかのような映像が残っていました。もちろん長女の滑っている姿もばっちり写っていましたよ!

手ブレ補正凄すぎ

次に驚いたのが手ブレ補正がむちゃくちゃ高性能だった件。

子供たちのクルージング(スケボー)を僕は走って撮影していたのですが、録画された映像を見ると走っていたとは到底思えないほど滑らかな映像になっていたんです。

ぶっちゃけ「ドローンで撮影した」と言っても疑われないんじゃないかってレベル滑らかでした。

これだけ高性能の手ぶれ補正なら、もはやジンバルなどの手ぶれ補正してくれるアタッチメントは必要ないですね。

ディープトラックが便利すぎ

編集時に活躍するディープトラック機能がこれまた便利!

というかこの編集機能が無ければ、おそらく「insta360 ONE X2」は自宅待機になっていたと思います。

前述のとおり「insta360 ONE X2」は「空間を映像に残す」ので、手作業で被写体を画面の中心にして切り出すのはかなり骨の折れる作業になってしまうんですよね。

しかしディープトラック機能を使えば全自動で被写体を画面の中心にした映像を切り出してくれます。

1つの動画ファイルでも複数人写っていれば、それぞれを単独で撮影したかのような映像に切り出すこともできます。

この機能のおかげで、僕は快適に「insta360 ONE X2」を利用しています。

バッテリーが長持ち

GoPro Hero9と比べた場合になりますが、圧倒的に「insta360 ONE X2」のバッテリーは長持ちです。

アクションカメラは寒い場所に弱く、スノーボードなどで利用するとあっという間にバッテリーがゼロになっちゃうんですよね。

しかし「insta360 ONE X2」は0度〜5度くらいの気温で半日くらい保ちました。

たまたまピーカンに恵まれていて、極端に寒い環境では試せてないのですが、ピーカンならハイシーズンでもバッテリーが2つくらいあれば丸一日保つと思って良いと思います。

追い撮りは意識したほうがGOOD

何度か「空間を映像に残す」「取りこぼしが無い」と解説してきましたが、撮影時はある程度「誰を撮影するか」を意識した方が良いです。

というのも、もしカメラと被写体の間に撮影者が入り込んでしまうと、いくら360度カメラと言えども被写体を撮影することはできません。

さらに被写体とカメラの間に障害物(撮影者など)が入り込み、一旦被写体がカメラから消えてしまうとディープトラックもバグってしまうので、できる限り「insta360 ONE X2」を被写体に向けるようにして撮影しましょう。

レンズフレアが多少気になる

「insta360 ONE X2」は2つのカメラの映像合成することで360度の映像を作り出しています。

カメラが2つあるので、カメラにかかる太陽光の量が2つのカメラで異なってしまうんですよね。そのため映像と映像のつなぎ目で色温度が変わってしまうことがよくあります。

レンズに傷がつきやすいので注意

「insta360 ONE X2」最大の難点なのですが、レンズが非常に傷つきやすいです。

360度全方位を撮影するため、デメキンのように大きくレンズが飛び出しているんです。

そのためデスクなどにカメラを置くと必ずデスクとレンズが接触してしまいます。レンズを保護するカバーがアタッチメントとして発売されているので、「insta360 ONE X2」の購入時は同時にレンズカバーも買うことをお勧めします。

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まとめ

というわけでここまで「insta360 ONE X2」についてご紹介してきました!

レンズが傷つきやすいなど多少デメリットもありますが、多くの点で協力なアクションカメラです。

初めてアクションカメラを買ってみたい人にも、これまでGoProなどのアクションカメラを使っていた人にも満を辞してお勧めできます!

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